くじによって選ばれた今日のの旧約聖書のことば
ダニエル書2章28節
秘密を啓示する神が天におられます。
旧約聖書に応じて選ばれた今日の新約聖書のことば
コロサイの信徒への手紙1章27節
神は彼らに、この秘儀が異邦人との間でどれほど栄光に満ちたものであるかを知らせようとされました。この秘儀とは、あなたがたの内におられるキリスト、すなわち栄光の希望です。
©ベテスダ奉仕女母の家『日々の聖句LOSUNGEN』より引用
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皆さん、おはようございます。
今日の新約聖書の言葉は「秘儀」という言葉が登場します。それと関連する旧約聖書の言葉に「秘密」という言葉が、今日選ばれたダニエル書にも記されています。つまり、神は御自身の計画のなかに、私たちには理解しえない秘密の出来事を、ご自身の良しとされるときに明らかにすることによって、神のみ心というものを明らかにされることによって、私たちひとりひとりに神がいつも私たちとともにおられることを希望としてくださるのです。今日のふたつの聖句は、そのことを知らせるものであると私は受け止めたいのです。
月曜から昨日まで、私は愛媛・松山に滞在していましたが、そこで私は16歳年上の従姉との素敵な交流のひと時をいただきました。私が赤子の頃から、ずいぶんかわいがってくれたお姉さんです。しかし、その従姉が結婚して四国に移住してからは、長いことお付き合いはありませんでした。
その付き合いが再開したのは、約20年前のことでした。私が牧師をしていることを風の便りで知った従姉が、私のところへ連絡をしてくれたのです。実は彼女もクリスチャンになっていました。会いたいと言ってくれて、久しぶりの再会が実現しました。実はそれ以来、その従姉のお姉さんを通して、私はいろいろな驚きを経験します。まるで神がすべてを仕組んでおられたかのように、私に「喜びの経験」の数々を、神は従姉を通して与えてくださいました。
そのことを数えたらキリがありませんが、最近では長年疎遠だった伯父との再会やその看取りをすることができたのも、唯一連絡を取り合っていた従姉の連絡があったからです。私の家庭、特に父親の家系は、決して幸せなものとは言えませんでした。複雑な家庭環境のなかで、そこに関わったひとりひとりが、何らかの不幸と苦労を背負いながら、その日々を歩んでいました。
細かいことは省きますが、私の父は三人きょうだいでしたが、昨年生涯を終えた伯父を含め、その三人のすべてが洗礼を受けて神の御許に召されました。生きているあいだは、神の救いから一番遠いと思ってもおかしくないような生き方をしていた人たちのすべてが、神の恵みに招かれたことは、私たち人間のちっぽけな思考をはるかに超えた、神の「秘儀」の何物でもないと、私は心から確信することができました。
それだけではありません。数年前、カルト化した教会から逃げ出して私が当時働いていた教会へ避難されてきた方がおられましたが、その方のピンチに解放のきっかけを与えてくれたのは、従姉の存在でした。想像もできないような方法で、神は従姉のつながりを通してすべてを解決してくださったのです。カルトから逃れることができたその方も、その後献身して、来春神学校を卒業し、伝道者としての道を歩もうとしています。
今回の滞在でもまた、その喜びを互いに確かめ合って、一緒に喜ぶことができました。「秘儀」とは、新約聖書の原語では「ミュステリオン」という言葉が用いられています。英語の「ミステリー」の語源となった言葉です。神のなさることはミステリー、不思議なんです。しかし、その不思議さは必ず私たちを喜びへと導かれるミステリーであることを、私は感謝して受け入れたいのです。
正直言うと、私にはまだまだ苦しいことがたくさんあります。今、その苦しさを抱えながら、今朝も目覚めました。その苦しさが頭をもたげています。できるものならば、一日も早くこの苦痛から解放されたいと願っています。しかし、秘儀を明らかにしてくださる神がともにおられる。今日の新約聖書の言葉には、それがキリストその御方であり、私たちの希望であるとあります。苦しいなかでも希望を見い出しつつ、今日の一日を歩んでまいりたい。これが、今日の私が得た黙想でした。
どうか、皆さんの一日も素敵なものでありますように。お祈りします。
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