くじによって選ばれた今日の旧約聖書のことば
エレミヤ書29章11節
あなたがたのために立てた計画は、私がよく知っている――主の仰せ。それはあなたがたに将来と希望を与える平和の計画であって、災いの計画ではない。
旧約聖書に応じて選ばれた今日の新約聖書のことば
ローマの信徒への手紙8章21節
被造物自身も滅びへの隷属から解放されて、神の子どもたちの栄光の自由に入るという希望です。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用
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皆さん、おはようございます。
新しい一週間の始まりを迎えました。この七日間の旅路がどのような日々となるのか、その歩みを導いてくださる神に期待しつつ、今日も御言葉に聴きたいと思います。
今日のローズンゲンに示された旧約聖書の言葉は、エレミヤ書29章の言葉です。エレミヤ書と言えば、神の民にとっては実に苦しみを味わわなければならない時代の代名詞のようなイメージがあるかもしれません。神に背を向けて独立独歩の道を闊歩していた民に対して、預言者として立てられたエレミヤによる神の言葉はあまりにも厳しく、民たちにとっては決して耳聞こえの良いものではありませんでした。
そのようななかで、神の言葉が語られ、その真意というものが明らかにされていくことを、私たちは今日の御言葉から知ることが出来るのだと思います。神である主ヤハウェがご自分の民に対して立てられた計画は、決して災いをもたらすためではないのだ。そうではなくて、「将来と希望を与える平和の計画」なのだと、はっきりと断言されます。
たとえ見た目には、現状では悲惨と思えるようなことがあっても、そこには必ず私たちに平和をもたらす将来が必ず神によって与えられる。だからこそ、希望をもって主とともにこれからの旅路を歩んで行こうではないか。独立独歩の道をたどることで主から遠く離れるのでなく、あくまで神とともに歩むことによる幸いを味わって行こうではないか。そんな神の私たちに対する切なる願いというものを、私たちはこの言葉から知ることができるのだと私は思いますし、信じて歩みたいと思うのです。
主とともに歩むことは決して束縛などではなく、むしろ解放と自由をもたらすものである。のちに使徒パウロは、このことをローマにあるクリスチャンに対して手紙にしたため、そして送りました。私たちには希望がある。夢があるのだ。なぜならば、私たちを罪の奴隷からご自分のいのちをもって解放してくださった救い主イエスがおられるのだから。そんな思いを帯にしめて、新しい日々を歩んでまいりたいと心から願います。
どうぞ、世界中の教会・集会における主の日の祝祭が豊かにされますように。そして、皆さんの一日に、神が平和を与えてくださいますように。お祈りいたします。
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