2024.9.25（水）#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた今日の旧約聖書のことば

エレミヤ書32章27節

私は主、すべての肉なるものの神である。私にできないことが一つでもあるだろうか。

旧約聖書に応じて選ばれた今日の新約聖書のことば

マタイによる福音書28章17〜18節

弟子たちはイエスに会い、ひれ伏した。しかし、疑う者もいた。イエスは、近寄って来て言われた。「私は天と地の一切の権能を授かっている。

『聖書　聖書協会共同訳』より引用

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皆さん、おはようございます。

　

今日のローズンゲンに示されたふたつの聖句に共通するよた「神の力」であると、私は受け止めました。そのことを中心に黙想したいと思います。

　

今朝のインターネットニュースで、1月の能登半島地震で大きな被害に遭われた方が、地震から半年あまりが過ぎ、いよいよこれからというところで、今回の大雨による洪水被害にも見舞われ、生きる気力すら芽生えてこないその思いが吐露されているのを読みました。

　

なぜ、こんなに苦しまなければならないのか。神も仏もないと、その方がおっしゃっておられた言葉を前に、私はなんとも言えないやるせなさと、こういうところにこそ神の力が及ぶべきなのにと、神を疑いたくなる気持ちをいっぱいにあふれさせながら、今日の御言葉に晴れていたところでした。

　

そう。私たちは大いに疑うのです。たとえその相手が神であろうともです。それは不信仰の何物でもないでしょう。そんなことはわかっていても、私たちはその不信仰ぶりを、なんのためらいもなくさらけ出してしまう。これが私たち人間の偽らざる姿なのだと。

　

だからこそ、神のなさることを一縷の望みとしてでも良い、今日も与えられた神の言葉に基づいて、その通りになりますようにと、かの被災地にある方々を心から想いつつ、執り成しの祈りをささげたいと思ったのでした。私たちの疑いをも、良いものに転換させて、私たちに本当に大切なことを示してくださる神に向かい、私たちの正直な思いをさらけ出すことができますように。

　

皆さんの一日が、神によって守られ祝されますように。お祈りします。