箴言15章16節
主を畏れる者のささやかな持ち物は
心配しながら持つ多くの宝にまさる。
旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
ヘブライ人への手紙13章5節
金に執着しない生活をし、今持っているもので満足しなさい。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用
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皆さん、おはようございます。
昨日に続いて、今日も東京で朝を迎えています。昨日はさまざまな出会いがあり、多くの刺激を受けました。そして、今日もさまざまな出会いが待ち受けています。与えられたこの出会いに感謝しつつ、一日を過ごしてまいりたいと思います。
今日与えられたふたつの聖書の言葉を通して、これらの言葉は私たちに清貧をあえて勧めるものではなく、だからといって経済的に裕福であることを禁じているわけでもなく、何を大切にすることが良いのかという気づきを与える言葉なのだと受け止めました。
どんなに財産を手にしたとしても、心が安らぐことはないという話をよく聞いたりします。むしろその財産をめぐって、さまざまな争いが起きるなどということもあるようです。だから、経済はある程度人を豊かにすることがあったとしても、究極的・絶対的な幸福の条件ではないということなのだと、私は感じるのです。
だから、たとえ今もっているものが本当にささやかなものであったとしても、それでもなお安心して暮らすことができるのは、まさにそのような宝の根源が神にあるのだという、聖書を通して語られるメッセージに、希望と安心感を得たいのです。私たちにいのちを与え、そのいのちを保たせてくださる神ならば、私たちが飢え死にしないようにしてくださるだろう。そのように願いたいし、それを希望として生きたいとあらためて思わされました。
どうか今日の一日が、神の与えてくださるすべてのものに感謝できるような時でありますように。お祈りいたします。
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