26/11/2025

2025.11.26(水)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた今日の旧約聖書のことば
イザヤ書25章1節
主よ、
あなたははるか昔の驚くべき計画を
忠実に、誠実に成し遂げられた。

旧約聖書に応じて選ばれた今日の新約聖書のことば
ヘブライ人への手紙10章23節
約束してくださったのは真実な方なのですから、告白した希望を揺るぎなくしっかり保ちましょう。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用

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皆さん、おはようございます。
昨日、おとといと黙想をお届けすることができず、申し訳ありませんでした。おととい(月曜)は、私の属する東北教区の集会準備のため、昨日は会議出席の移動のため、なかなか時間を取ることができませんでした。今朝はゆっくりと時間を取ることができるので、本当に感謝です。今日のローズンゲンから与えられた御言葉を通して、一日を生きる糧としたいと思います。
 
今日の聖句を通して私が受け止めたいと思ったのは、「神は人間に対してされた約束を、必ず果たされる方である」というものでした。そのことについて黙想したいと思います。
 
神はご自分の心に思い、そのことを自らの行いを通してこの世界に示してくださるというのは、聖書全体で語られていることに他なりません。それは天地創造のときから決して変わることのないものであるというのが、聖書が語るメッセージです。
 
ただ、その歴史によれば、その本質は決して変わることはないのですが、その方法論については「変更」があったことが記されています。それは常に、私たち人間との関わりにおいて、私たちが神が提示された約束をしばしば疑い、逆らい、反故にしようとした人間の歴史というものがあることに対して、神がくだされた変更の他なりません。
 
神が譲歩され続けたその極みが、愛する御子であるイエスをキリスト(救い主)として私たちにお与えになられたことでした。神は微細な部分に対する実にフレキシブル(融通の利いた)態度と、決して変わることのない本質の両方を大切にされる方です。この神の姿勢によって、私たちは生かされていることを、私たちはどれだけ自分自身の土台として据え、大黒柱として建てているだろうかということが問われているのだと思います。
 
今日のふたつの聖句で語られたこと、それは「私たちの希望」です。つまり、神がしっかりと据えてくださった土台、そして大黒柱こそ、私たちが日々を生きるためになくてはならない「希望」であるというのです。この希望に心を寄せて生きる。そのことによって、神の約束は必ず果たされるという、神の忠実さと誠実さが豊かに私たちの目に見えてくるのだと。このことを私たちの胸に刻みつつ、今日の一日を生きていきたいと受け止めました。
 
どうぞ、皆さんの一日に神が親しく臨んでくださいますように。お祈りします。

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