くじによって選ばれた今日の旧約聖書のことば
申命記32章11節
鷲がその巣を揺り動かし
雛の上を舞うように
主は民を
翼に乗せて運ばれた。
旧約聖書に応じて選ばれた今日の新約聖書のことば
ヨハネによる福音書10章29節
イエスは言われた。私に彼らを与えてくださった父は、すべてのものより偉大であり、誰も彼らを父の手から奪うことはできない。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用
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皆さん、おはようございます。私たちに命と生活を与えてくださった神が、今日も私たちひとりひとりとともにいてくださいますように。神の守りと平安をお祈りします!
今日のローズンゲンに示されたふたつの聖句を通して、私が受け止めたいと思ったのは、「神は私たちを守ってくださる」というものでした。そのことについてつづりたいと思います。
そのことを想像させる聖句は、今日の旧約聖書の言葉である申命記32章の一節です。親鳥がひな鳥をその翼でしっかりと守るというイメージです。人間の世界もそうなのですが、動物の世界も過酷です。命を奪うか取られるかの状況のなかで、いかに命を守るかというのは、まさに存続がかかっている問題です。
このシビアでシリアスな状況のなかで、命を守られる神が私たちとともにおられるというのです。決しておおげさな話ではないと私は受け止めたいのです。それがたとえ文字通りの救急救命のようなものでなかったとしても、私たちの心をも神は親鳥のように守ってくださる。これが申命記で語られているメッセージです。
また、命を守るというのは、現実に私たちに訪れる物理的な死から免れるという意味でもありません。私たちが神に守られているということは、地上の生にあっても、その生を終えたとしても、神がその命を永遠なるものへと導いてくださるということに他なりません。
そのことを信じて、今日も命の尊さと、その尊さを保証してくださる神の守りに感謝して、一日を過ごしてまいりたいと思います。皆さんの一日も神が力ある御手をもって守ってくださいますように。心よりお祈りします。
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