28/09/2024

2024.9.28(土)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた今日の旧約聖書のことば
詩編19編15節
私の口が語ることと心の思いとが
御前で喜ばれますように。
主よ、わが大岩、わが贖い主よ。

旧約聖書に応じて選ばれた今日の新約聖書のことば
ルカによる福音書2章19節
マリアはこれらのことをすべて心に留めて、思い巡らしていた。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用

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皆さん、おはようございます。
 
イエスをお腹に宿し、そして今や赤ちゃんを出産したマリアの身に起きた約1年間の出来事は、あまりにも波乱万丈なものでした。ひとりの未婚の少女に突如として訪れた妊娠は、当時の社会では決して許されることではありませんでした。いかなる理由であれ、肩身の狭い思いをして生きなければならなかったのです。
 
しかし、すべては神の深いご計画のなかで立てられ、進められていること。マリアがこのことで実際に憂き目に遭うことはありませんでした。そのようなことを呼び起こすような引き金をいくつも抱えながらも、結果としてマリアは心身が神によって守られて、イエスと名付けられた子の母親となることができたのでした。
 
今、マリアはそのことを静かに振り返ります。決して多弁になることなく、その興味本位な関心にさらされることもなく、ただ静かに神のなさる一切のことに思いを寄せ、喜びをかみしめていた。ひとりの女性の人生を、神は決していたずらに扱うことはありませんでした。たとえ人間がひとりの人生をつぶしにかかったとしても、神はそうはさせませんでした。
 
私たちの世界では、人々の好奇や無責任な言動ゆえに、知らずの間に人を再起できないように叩きのめすことがあります。その人のためと大義名分を掲げては、決してその人の人生のために働かない。そういう人間の性というものに触れる場合があります。そんな時に、私たちは「本当に神はおられるのか?」と、訴えたくなるのです。
 
しかし、神は私たちの大岩として私たちを、そのような好奇の目から眞追ってくださる。そして、最終的には喜びが心の中でほとばしることができるように、私たちの導いてくださる神がおられる。そんなことの幸いというものを今日も心で感じ取りつつ、与えられた一日に感謝したいと思ったのです。
 
一週間も最終日を迎えました。この時、皆さんの一日もまた、神の守りと祝福ゆえに平安な時となりますように。お祈りします。

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