20/09/2024

2024.9.20(金)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた今日の旧約聖書のことば
ヨブ記9章8~9節
神は自ら天を広げ
大海の高波を踏み歩く。
神は大熊座、オリオン座、プレアデス
そして南の星座を造られた。

旧約聖書に応じて選ばれた今日の新約聖書のことば
コリントの信徒への手紙一8章6節
私たちには、 唯一の父なる神がおられ
万物はこの神から出
私たちもこの神へと向かっています。
また、 唯一の主、イエス・キリストがおられ
万物はこの主によって存在し
私たちもこの主によって存在しています。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用

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皆さん、おはようございます。
昨日は、黙想を掲載するための時間を取ることができませんでした。早朝から立て続けに5つのメールや電話などの急な仕事に対応しなければならず、そのまま仙台宮城野教会の祈祷会、そして午後の家庭集会へと進んでいきました。こういう忙しい時にこそ、大切にしなければならないことを改めて思わされました。それは何か。神様を自分自身の中心におられることに気付いているか、そこから自分自身の歩みを立てているだろうかという問いと確認です。
 
こういうバタバタしているときに、神を忘れて、神をないがしろにしてしまう自我の強さというものに、あらためて痛感させられます。「忙」という字も「忘」という字も、「心を亡くす」という構成によってつくられている漢字です。自分の心がどこにあるのか、大切なものを亡くさないように、務めたいと思いました。そんななかでも、昨日の教会での祈祷会では、本当に嬉しいできごとがありました。詳細を記すのはここでは控えますが、ああ、明らかに神様は今、ここにおられるのだなという臨在を、心から実感することができたのでした。神がこれからも素晴らしい道を示してくださることを、心から祈り続けたいと思いました。
 
今日のローズンゲンに示された旧約聖書はヨブ記の一節でした。財産も健康も家族も、根こそぎ奪われた信仰者ヨブ。そのヨブが亡くさなかったものとは何か、それは「神が私たちのために、生きて働いておられる」ということでした。今日の聖句には「大熊座・オリオン座・プレアデス」と記されています。日本ではいずれも冬を代表する星座であって、大熊座は「北斗七星」として知られ、プレアデスは「昴(すばる)」として知られているものです。北を向けばそれらの星座が天を輝かせている。これを造られたのは何をかくそう神御自身なのだ。星を通して、ヨブは神の働きを心に刻んで、それを亡くさないようにしたことが窺えます。
 
神の創造の業を通して、そこには救い主イエスがおられ、また神によってかたちづくられた私たちも存在している。星の輝きが私たち一人ひとりに神を想わせるように、私たちの存在もまた、ひとつひとつ振り返るごとに、神がそこにおられることを想えるならば、それはどんなに幸せなことか。私はそのように思いましたし、それが今日という一日を生きる私たちの希望として忘れたくない。そのように思えてならないのです。
 
今日もそんな私たちを神が見守ってくださいますように。皆さんの一日が、神によって豊かにかたちづくられていきますように。お祈りします。

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