18/09/2024

2024.9.18(水)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた今日の旧約聖書のことば
民数記24章17節
一つの星がヤコブから出て
一つの笏がイスラエルから立ち上がる

旧約聖書に応じて選ばれた今日の新約聖書のことば
ヨハネの黙示録22章16節
私イエスが天使を送り、諸教会についてこれらのことをあなたがたに証しした。私は、ダビデのひこばえ、その子孫、輝く明けの明星である。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用

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皆さん、おはようございます。
今週の日曜日から昨日火曜日まで、ローズンゲン黙想をお届けすることができず、愛読してくださっている皆さまへは大変申し訳ありませんでした。本日より再開しますので、引き続きのご愛読をよろしくお願いします。
 
先週土曜日(14日)の黙想のなかで、私の歯痛のことについて触れましたが、歯科医院に行き鎮痛剤と抗生剤もらって帰ったあとから、歯痛がますますひどくなり、土曜日の夜は一睡もできませんでした。歯科医師からは「歯根に入れた薬が菌と戦っているので、あと2~3日は炎症が続くと思います」と言われていた通りなのではありますが、あまりにも痛みが激しいので、大変不安な状況のなかで、神様に「痛みを取り除いてください!」と祈りながら、夜を過ごしました。
 
明くる日、礼拝メッセージを何とかこなして、その後休めれば良かったのですが、午後には近隣教会の牧師就任式、それに続いてかねてより準備をしていた「日本基督教団青年大会」が控えていました。これはどうしても休むわけにはいかない。そういう立場にありましたので、鎮痛剤を服用しながら、なんとかそれも乗り越えることができました。
 
そうしているうちに薬が効いたのか、痛みもかなりおさまってきました。医者の言うことは本当だと感心した次第です。まるで医者が予言者のように思えた一瞬でした。昨日は身体もかなり疲れていましたので、仕事をしながらも一日休んでいましたら、今朝は快活に目覚めることができました。あらためて健康の尊さというものをかみしめています。
 
そんな朝を迎えて、今日のローズンゲンに示された聖書のことばに触れましたら、私のちょっとしたことで歯科医師の先生が予言者のように思えたなどということをはるかに超えた、本当の予言者(預言者)のことが記されていたので、驚かされたわけです。
 
夜明けに光る「明けの明星」とは金星のことを指すわけですが、その金星のごとく、イスラエル国民から、笏を持つ王が現れるのだ。この言葉が出たのは、エジプトから脱出してまだ約束の土地にもたどり着いていない旅路の途中で、指導者モーセから語られたものでした。
 
私は思いました。痛みのなかで悶絶していたときに、医者の言うことがどこか半信半疑、信じたいけれど痛みのゆえに十分な確信を持つことが出来ない。そんな時に希望の言葉が何のためらいもなく与えられる。このことが真実であると知るのは、医者のいう通りに痛みが退いた時でした。実際にそのようになった時に、ああ、あの言葉は本当だったのだと喜べる時が来る。私は、はるか昔に語られたモーセの預言の言葉が、ずっと後になってイエス・キリストによって実現したこととなぞらえて、今朝あらためて捉えることができたのでした。
 
今日の新約聖書の言葉である、ヨハネの黙示録の最終部分で、イエス・キリストは私が王であることを告げ、自分は明けの明星であることを人々に、諸教会に知らせました。これから起こることが記されているのが、ヨハネの黙示録の存在意義と目的です。必ず救い主イエスは私たちのもとにやって来られる。いや、すでに私たちとともにいてくださるのだと、私たちはたとえ半信半疑のなかにあったとしても、それを希望の言葉として胸に抱くことができている。そのことに素直に感じ取ることできる朝のひとときでした。感謝なことでした。
 
この希望こそ、今日の一日を生きる柱として主なる神とともに歩むことができますように。皆さんの主にある守りと祝福を、心よりお祈りします。

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