10/09/2024

2024.9.10(火)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた今日の旧約聖書のことば
詩編111編1節
ハレルヤ。
私は心を尽くして主に感謝を献げる
正しい人々の集い、会衆の中で。

旧約聖書に応じて選ばれた今日の新約聖書のことば
ヨハネの黙示録19章5節
すべて神の僕たちよ
神を畏れる者たちよ
小さな者も大きな者も
私たちの神をたたえよ。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用

******
 
皆さん、おはようございます。
 
昨日から今日にかけて、私が所属する日本基督教団東北教区が主催する「カルト問題研修会」に準備する側として参加しています。仙台におられる弁護士有志のかたがたと共催のかたちで、ジャーナリストの鈴木エイトさんを招いて、多くの学びを受けています。今日は、この問題に携わっている牧師たちとともに、この問題に取り組む教会の姿勢というものについて、意見交換の時を持っています。
 
私は、宗教で傷ついた方々に対して、宗教の役割を担う私たちがこの問題に取り組もうと思った際に、何が本当に必要とされるのかということについて考えさせられていますが、今日のローズンゲンに示されたふたつの聖句を通して思わされたのは「感謝することの幸い」だなと思いました。
 
ありがとうと言われて嫌な思いをする人はいないと思います。それだけ、感謝というのは人の心を豊かにさせるものであると思います。では、私たちは感謝ということを、どれだけ私たちの生きている現場や環境で、大切にしているか、大切にされているだろうかということを、私たちは真摯に考えなければいけないなと思わされたのです。こういうことの欠如が、みせかけの感謝を差し出して、苦しみの渦に巻き込んでしまうようなカルトの体質というものをつくりあげてしまうのだということを想わされたのでした。
 
今日も私たちの生きる世界に、家族に、地域社会に、学校や会社に、そして教会に、ちいさなことでも感謝することであふれる幸いが、神とともにありますように。心から祈ります。

0 件のコメント:

コメントを投稿