01/09/2024

2024.9.1(日)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた今日の旧約聖書のことば
詩編90編1~2節
わが主よ、あなたは代々に我らの住まい。彼らは私の宝となる。
山々がまだ生まれず
あなたが地と世界を生み出される前から
いにしえからとこしえまであなたは神。

旧約聖書に応じて選ばれた今日の新約聖書のことば
マルコによる福音書11章22節
イエスは言われた。「神を信じなさい。」
『聖書 聖書協会共同訳』より引用

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皆さん、おはようございます。
 
新しい一週間が始まりました。先週は記録的な台風が日本列島に大きな脅威と被害をもたらしました。そのことで不便を強いられた多くの方々がおられると思います。どうか、神が適切な助け、慰めと励ましを与えてくださいますように。そのことをまず祈ります。
 
イエスは弟子たちに「神を信じなさい」と言われました。そこで、神を信じるとは何かということを改めて考えさせられます。イエスはどのような意味でそのようなことを弟子たちに告げられたのか。神が私たちのために生きて働き、私たちのために守り続けてくださっているこの現実を、自分自身のものとして受け止めなさい。いただきなさい。そのようなところにこそ、どんな苦難が私たちを襲ったとしても、神は必ず私たちに安全を与えてくださるのだ。ここに、神がおられることへの私たちの基盤があることを伝えたかったのです。
 
今日の旧約聖書の言葉は詩編の一節ですが、表題に「モーセの祈り」とあります。エジプトにおける奴隷状態から解放されるために、神はイスラエルの民たちにそこを脱するために旅路を与えました。土地を与えることを約束されました。しかし、その旅路はイスラエルの民たちにとっては、まさに苦難に他なりませんでした。荒れ野における40年間の旅路は、決して順風満帆なものではなく、そこには人間の苦難、なかなか約束が果たされないことへの、神に対する人間の疑念や背反が常に渦巻いていました。
 
しかし、モーセは、神がイスラエルの民を「私の宝」とみなしてくださり、私たちとともにいてくださる神が明らかにおられることを、民たちに再三再四告げ続けました。どんなに人間がへこたれようとも、変わることの無い神の約束を、愚直に伝え続けたのです。人間の心がどんなに変わろうとも、神は絶対に変わらない。それを心の希望とするところに「信じる」ことの意味と幸いというものがあるのだと。
 
今週も私たちの現実世界のなかで、神の私たちに対する態度が、私たちに幸いをもたらす大きな根拠となりますように。そのために神が、御言葉と聖霊の助けをもって、私たちをその道へと導いてくださいますように。心から祈ります。皆さんの日々のためにも、そして私のためにも。

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