03/04/2024

2024.4.3(水)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
エゼキエル書34章27節
私が軛の横木を折り、救い出すとき、彼らは私が主であることを知るようになる

旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
ヨハネの黙示録21章4節
(神は)目から涙をことごとく拭い去ってくださる。もはや死もなく、悲しみも嘆きも痛みもない。最初のものが過ぎ去ったからである。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

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皆さん、おはようございます。
今日のローズンゲンに示されたふたつの聖書のなかから、私は特に、旧約聖書・エゼキエル書に記されている「軛(くびき)の横木」という言葉に注目しました。
 

くびきとは、複数頭の家畜をつなぐための道具であり、こうすることによって、より大きな労働力を得ることが期待されます。くびきの横木は、家畜と家畜をつなぐことの他に、家畜がそれぞれ勝手な動きをすることができないように、束縛する意味も込められているわけです。
 
くびきの横木は、しっかりと頑丈につくられていますので、そう簡単に折れるものではありませんし、そもそも首というところは手足ほどの力を有しているわけでもない。首を取られたらもう言うなりにしかなれない。首が重要なところでありながらも、そんな弱さをも抱えています。
 
今日のエゼキエル書で書かれている神の宣言は、そのくびきを神自らが折ってくださるというものです。これまで縛られていたものからの解放を、神がなしてくださる。解放された人間は、それゆえに神が「主(私は神であり、私はあなたとともにいることで、私はあなたの神となるという意味)」であることを、心から実感できるのだというのです。それは、人間関係において生じるあらゆるしがらみや束縛よりも、ずっと軽く、負いやすいくびきであるというのです。後にイエスが「私のくびきは軽く、負いやすい」と、人々に告げられた通りにです。
 
復活祭(イースター)とは、死に打ち勝って新たな命を得た、救い主イエスをお祝いする祭りであって、それはまさに死という、私たちを物理的精神的に束縛する究極のものからの解放をも意味する。私たちは、イースターの意味というものをじっくりと噛みしめながら、今日与えられた新しい命に感謝したいと思います。皆さんの一日に、神様の守りと祝福をお祈りいたします。

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