10/04/2024

2024.4.10(水)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
イザヤ書43章3節
私は主、あなたの神
イスラエルの聖なる者、あなたの救い主。

旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
ルカによる福音書9章35~36節
すると、雲の中から、「これは私の子、私の選んだ者。これに聞け」と言う声がした。この声がしたとき、イエスだけがそこにおられた。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

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皆さん、おはようございます。
今日のローズンゲンに示されたふたつの聖句を通して、私が受け止めたのは「神はご自分のすべてをイエスに委ねられた」ということでした。つまり、神が旧約聖書の時代に、ご自身が私たちにとっての救い主であることを、預言者を通して伝えられた。そして、救い主としての役目をイエスに委ねられて、イエスは父である神の思いをすべて受け入れられた、というふうに私はこの聖書の言葉を受け止めました。
 
さて、さらに重要であると思ったのは、弟子たちの前で変貌したイエスに対して、天から語りかける父なる神の御声の内容です。神はイエスをご自分の愛する子と宣べられた後に「これに聞け」と宣言されておられるということです。つまり、イエスに聞け!と父なる神は、弟子たちに、そして私たちに語りかけておられるのです。
 
この「聞け」という言葉は、どういう意味なのでしょう。イエス「」聞け。単純に考えれば、「何かあった時はイエスに聞きなさい」と受け取ることのできる言葉です。とにかく、イエスの声に尋ねなさい、そして耳と心を傾けなさい。そして、聞いたことを理解しなさい。そんなイメージがわいてきます。そうすることによって、イエスの声に聴き従いなさい。つまり「聴従」しなさい。そんな風にイメージが発展していきます。
 
イエスの声は、単なる参考資料でなければ、アレンジメントするための材料でもない。イエスの声の本質をとらえて、それを自分のものとしたいからこそ、まずイエスに聞くという態度が求められているのだ。私はそのようにとらえたいと思いました。
 
そのためにも、イエスの声が収められている福音書。福音書に先立って父なる神の歴史が語られた旧約聖書。イエスの言葉を自分の生き方にした使徒たちの記録(福音書以外の新約聖書)。これらが集約された聖書の言葉に聴くことができるのだと。あくまで「聖書の言葉聞く」ではなく、「聖書の言葉聴く」ということを忘れずに、今日の一日を歩んでいきたいと思わされました。
 
天候の変動があまりにも厳しい日々ですので、どうぞ御身体をいたわりつつ、今日も祝福にあふれた一日でありますように。お祈りいたします。

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