31/03/2024

2024.3.31(日)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
イザヤ書42章16節
私は彼らの前で暗闇を光に変え
起伏のある地を平らにする。

旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
ルカによる福音書24章30~31節
イエスはパンを取り、祝福して裂き、二人にお渡しになった。すると、二人の目が開け、イエスだと分かった。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

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皆さん、おはようございます。
主イエスが死者のなかからご復活されたことを祝う、イースターを迎えました。私たちが、イエスのよみがえりによって、神との永遠にわたるつながりが回復されたことを、心から喜びつつ、この一日、世界中のあらゆるところで、春の目覚めも相まって喜び祝う一日となりますように。
 
私も、一年間代務の任にあった、仙台北三番丁教会での最後のお務めとなりました。7時30分からの早朝礼拝に始まり、親子礼拝、入門講座、そしてメインとなる10時礼拝、その後には墓前礼拝と納骨式が待っています。それが終わりましたら、今度は本務の仙台宮城野教会の墓前礼拝と納骨式を執り行います。私も一日、張り切って神様の助けをいただきながら、過ごしてまいりたいと思います。
 
さて、今日のふたつの聖句から私がイメージしたのは「目覚め」でした。イースターの象徴として卵がよく使われるのは、殻を破って、暗闇から新しい命が目覚め行く姿をイメージしていると言われています。イースターにおける復活とは、まさに目覚めそのものなのだということを思わされます。
 
考えてみれば、私たちも眠っているあいだは、別世界のなかにいることは皆さんもご経験の通りだと思います。そして、朝を迎えると、私たちは目覚めとともに新しい命の一日が始まるのだと。まさに目覚めとは復活体験なのだと私は思えてならないのです。
 
今日の旧約聖書のイザヤ書42章の御言葉は、そもそも盲人に対して語られた言葉です。目の見えないまま、知らない道を歩かされても、暗闇に光を射してくださる方が、その道の起伏をも平らに、つまり平和・平安な状態へと導いてくださるということへの約束の言葉です。つまり、私たちは目覚めて、新しい道を歩むことが出来るというのです。
 
復活のイエスに出会った弟子たちも、パンを裂いているイエスをみて、目から鱗が落ち、目覚めの経験をしました。イエスの復活は、弟子たちにとっても、かつてのイエスの姿を取り戻すという意味で、復活の出来事であったということです。
 
私たちもまた、それぞれが復活体験を通して、新しい命へと生かされていく。このことを心に思い描きながら、イースターから始まる日々を歩みたいと願います。皆さん、イースターおめでとうございます!

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