24/03/2024

2024.3.24(日)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
歴代誌上17章27節
主よ、あなたが祝福されたものは、とこしえに祝福されるのですから。

旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
マタイによる福音書25章34節
そうして、王は右側にいる人たちに言う。『さあ、私の父に祝福された人たち、天地創造の時からあなたがたのために用意されている国を受け継ぎなさい。」
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

******
 
皆さん、おはようございます。
今日は「棕梠(しゅろ)の主日」であり、受難週の初日です。いよいよ主の復活祭(イースター)も近づいてきましたが、その前に、イエスが十字架への道にたどり着き、私たちのために十字架に架かられたことを、特に心に想う一週間を過ごします。主イエスのご受難を通して、本当の愛を知る。そんな一週間でありたいと思います。
 
さて、主イエスのご受難を通して明らかにされる神の祝福は、永遠にわたるものである。今日の新旧約聖書に示された御言葉に共通するのは「主である神による永遠の祝福」です。これこそ、神が人間に与えようとされた、当初の目的であり願いであることを「天地創造の時から」という、マタイによる福音書の一節から彷彿とさせます。
 
つまり、イエスが宣教した「神の国」とは、父なる神が人間のために与えられたエデンの園、つまりパラダイスの回復であるということが分かります。苦しみも痛みも拭い去られた世界というものを、私たちはまことに、心から願わされます。
 
そのようなパラダイスを望んでも、私たちの現実の世界では、なかなかそれが見えてこないことがあります。人と人とが顔を合わせれば、そこに齟齬が生じて互いに憎しみあうような世界。どうしてそうなるのかと、我が身を振り返ってもいろいろ思わされるところがあります。だからこそ、神が果たしてくださるパラダイスの実現のために、イエスが御自ら苦しんでくださったことを、私たちは自分の至らなさを顧みながら、感謝して、そのイエスが良いものを携えて、今日も私と一緒にいてくださることに、希望を抱きたいのです。
 
今日の礼拝や集会のすべてが、そのような祝福に満たされたものでありますように。お祈りいたします。

0 件のコメント:

コメントを投稿