19/03/2024

2024.3.19(火)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
申命記33章27節
いにしえの神は隠れ家。

旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
ヨハネによる福音書14章1~2節
心を騒がせてはならない。
神を信じ、また私を信じなさい。
私の父の家には住まいがたくさんある。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

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皆さん、おはようございます。
今日のローズンゲンに示されたふたつの聖句に共通するテーマは「住まい」であると、私は受け止めました。神が私たちのために設けてくださる住まいとは、どのようなものなのか。黙想したいと思います。
 
私たちにとって生活の三大必要は、衣・食・住であることは、私たちも良く知っています。しかし、そのどれが私たちにとって大切か、その比率というのは、人それぞれかと思います。
 
私事ではありますが、私たち夫婦の住む牧師館には、リビングルームとして使用している部屋があります。このリビングは、キッチンと一体化されていて、特に壁の区切りがありません。2年前に引っ越してきた際に、前の住居で使用していたキッチンカウンターを置いて、台所とリビングに一応の区切りを設けました。しかし、それでキッチンが隠れるわけではありません。ですから、キッチンがいかに整っているか、いつもきれいに掃除されているかが、美しいリビングルームを保つ秘訣ともなります。
 
そういうことで、いつお客様を招いてもいいように、リビングとキッチンをきれいに保つようにしたら、食事を作ることも、片づけることも何となく楽しくなり、また、いつもきれいに保っている住環境をつくることが、結果として安心感を生むことにもつながっていることを実感しました。あらためて、住まいを整えることの大切さを思わされています。
 
それはそうと、今日の聖書の言葉には、神が設けてくださる住まいは、時に私たちをさまざまな悪影響から心身を守る隠れ家的な存在となり、あるときには、心を鎮め、神が設けてくださる住まいゆえに、安心しつつ、イエスの信頼に応える空間であることが、今日の聖書の言葉から分かります。私たちにとって、そういう住まいが与えられるので、その住まいを自分自身が大切に保ち続けていきたい。そんなことを思わされたのです。
 
私の心は、誰が尋ねて来ても良いように整っているだろうか。そんなことを思います。なかなかきれいに保たせることは難しいかもしれませんが、しかし、御言葉と祈りの生活は、神の住まいを神の住まいとして受け取り、それゆえに喜べるための、欠かせない根拠になるのだろうなということを黙想しました。
 
今日も、神が与えてくださる住まいゆえに、安心して時を過ごす者でありますように。お祈りいたします。

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