16/03/2024

2024.3.16(土)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
詩編105編1節
主に感謝し、その名を呼べ。
もろもろの民に主の業を知らせよ。

旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
ローマの信徒への手紙10章17節
それゆえ、信仰は聞くことから、聞くことはキリストの言葉によって起こるのです。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

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皆さん、おはようございます。
今週も最終日を迎えました。昨日は寝不足のなかで一日を過ごしましたが、夜は早く休んでたっぷりと眠りに就くことができました。目覚めが良く、頭もすっきりとした朝を迎えることができました。感謝です。
 
さて、今日のローズンゲンに示された聖句で、旧約聖書・詩編105編のことばに、まず注目したいと思いました。「その名を呼べ」という言葉です。その名とは、神である主のお名前「YHWH(ヤハウェ)」です。名を呼ぶとは、便宜上の記号という意味ではなく、その名に込められた意味も含めて、その名を呼ぶことなのだと私は受け止めました。
 
ヤハウェの意味とは「私はいる」。つまり、存在すべてを表す動詞に由来しています。この名前を通して、私たちは神が三つのことを示しているとの理解に導かれます。「私は神である」「私はあなたとともにいる」「私はあなたの神となる」という三つの意味は、神が私たちを深い慈愛をもって取り扱ってくださるということを私は思うのです。
 
この神の名を呼ぶことが、いわゆる「信仰」であると私は理解します。神が私たちを愛してくださることを、私たちは「呼ぶ」という行為をもって、その応答としての信仰を表すことなのだと。そして、その信仰から神の愛が世界に届けられていくことに私たちは同意し、宣教の御業がなされるのだと。
 
ですから、後にイエスが「信仰はキリストの言葉を聞くことから起こる」と言われたのも納得できます、キリストの言葉には、ヤハウェの意味と同じく、神が私たちとともにいてくださるという、深いご自身の愛が込められているのだと。私たちはそれを耳と心を澄まして聴くことから、この世界に神の愛が届けられ、満たされる。そんなことを心から願いつつ、与えられた日々を過ごしていきたいと願います。
 
どうぞ明日への備えの一日が、神の慈愛に支えられ、それが告白できるようなときでありますように。お祈りいたします。

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