15/12/2023

2023.12.15(金)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
詩編107編23,24,31節
船で海に出た人々は
主の業、その奇しき業を見た。
主に感謝せよ。その慈しみと
人の子らになされた奇しき業のゆえに。

旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
使徒言行録28章1~2節
私たちが助かったとき、この島がマルタと呼ばれていることが分かった。島の住民は大変親切にしてくれた。たき火をたいて、私たち一同を迎えてくれたのである。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

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皆さん、おはようございます。
今日の聖書の言葉、特に新約聖書の言葉は、使徒パウロが海路を渡る最中に、暴風「エウラキロン」に翻弄されて、命の危険を感じるなかでも、神が無事に船を陸にあげてくださった時の記録です。マルタ島に到着した時、パウロとその一行は、島の人たちの温かいもてなしを受けたことが記されています。どんなときにも、神は彼らの命を守ってくださった。そこにこそ神の助けがあることを想わせる聖書の言葉です。
 
その言葉は、本日の旧約聖書の言葉である詩編の一片に相通じるものがあります。船によって海路に出た人々は、主の奇しき業、つまり人間では到底想像もつかないような主なる神の御業を体験したということを、詩人は歌っています。それは、神が私たち人間に対して、愛し、いつくしみの思いを向けられた結果であると、詩人はその理由を賛美したのでした。
 
私はこの聖書の言葉を今日目にしたときに、聖歌の「人生の海の嵐に」という賛美を思い出しました。私の大好きな賛美のひとつなのですが、まさに、このことだと思ったのです。歌詞はこのようにあります。(曲はこちらからお聴きください)
 
人生の海の嵐に もまれ来しこの身も
不思議なる神の手により 命拾いしぬ
いと静けき港に着き われは今 安ろう
救い主イエスの手にある 身はいとも安し
 
悲しみと罪の中より 救われしこの身に
いざないの声も魂 揺すぶること得じ
いと静けき港に着き われは今 安ろう
救い主イエスの手にある 身はいとも安し
 
すさまじき罪の嵐の もてあそぶまにまに
死を待つはたれぞただちに 逃げ込め港に
いと静けき港に着き われは今 安ろう
救い主イエスの手にある 身はいとも安し
 
今日も、救い主イエスにより安らぎのある一日となりますように。お祈りいたします。

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