11/12/2023

2023.12.11(月)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
詩編38編10節
わが主よ
私の望みはすべてあなたの前にあります。
嘆きもあなたから隠されてはいません。

旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
ヨハネの手紙一5章14節
何事でも神の御心に適うことを願うなら、神は聞いてくださる。これこそ私たちが神に抱いている確信です。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

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皆さん、おはようございます。
昨日は、アドヴェント(待降節)2回目の日曜日を、私たちは迎えることができました。私は代務教会で礼拝説教の用にあずかりました。たとえ天地が滅びようとも、私の言葉は決して滅びないとイエスは弟子たちに語られました。イエスが言葉をもって、私たちのところへやって来られる。そして、親しく臨んでくださることに期待しながら、メッセージをしました。アドヴェントというのは、そういうことを意識しながら、じっくりと黙想する時だということを、あらためて感じさせられます。
 
さて、今日のふたつの聖書の言葉を貫くテーマは「私の希望」であると、私は受け止めました。私の願いはどこにあるのか。そんなことを想うときに、神はその願いをどのようにとらえてくださるのでしょうか。今日の新約聖書の言葉である、ヨハネの手紙には「神の御心に適うことを願うならば」とあります。つまり、神の思いや願いと私たちの思いや願いが相通じたときに、神はご自分の御心を私たちに豊かに向けてくださり、果たしてくださるのだと。
 
つまり、そのためにも、私たちは神がどのようなことを思い、願われ、私たちに期待しておられるかということを、私たちが聖書の言葉と聖霊の導きによって、誠実かつ謙虚な思いをもって知り続けていく営みというものが求められるのだと受け止めたいのです。
 
ですから、私はあくまで神の御前では素直な者でありたいと願うのです。どんなに神の御心を求めたとしても、思い違い、自分の願望ばかり神の御前に並べ立ててしまう自分自身があるからです。そんな時に、私自身が素直な思いをもって自分自身を見つめることができるならば、神は必ず私を軌道修正してくださるし、そのような神の勧めに、喜んで応じる者として生きていくことができると感じるからです。
 
神の御心を十分にくむことができない。しかし、神の御心を知りたいと心から素直に願うときに、神は必ず応答してくださる。そんなことを希望として、今日の一日も歩んでいきたいと思います。皆さんの一日にも、神が豊かに祝してくださいますように。お祈りいたします。

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