申命記3章24節
あなたのような業と力ある行いをなしうる神が、この天と地におられるでしょうか。
旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
コリントの信徒への手紙一12章6節
働きにはいろいろありますが、すべての人の中に働いてすべてをなさるのは同じ神です。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用
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皆さん、おはようございます。
私たちは救い主イエスの御降誕を祝うに先立つアドヴェント(待降節)2回目の日曜日を迎えました。今日は世界中のいたるところで、主の日の礼拝が執り行われます。礼拝の一切に、主の御業が豊かにあふれますことを祈りつつ、今日のローズンゲンに聴きたいと思います。
今日選ばれたふたつの聖句に共通する言葉は「主の御業」です。いずれも、神である主のお働きは「奇しき業」として、全世界に広がりゆくことが私たちに示されています。奇しき業とは不思議な業のことを言います。私たち人間では想像もつかないような出来事が、神によって示され、それが私たちのあいだに広がりゆくとき、私たちを平和の道へと導かれる。その事実を私たちは受け取ることができるというのです。
そういう意味で言えば、クリスマスの出来事というのは、実に「不思議な仕方で起きた神の御業」であると言えるでしょう。神が人間社会への救済をもたらすために、何をなされたかについて、私たちはじっくりと黙想していきたいと思います。
今日は短い黙想ですが、主の御業というものを思い巡らしながら、主の日の幸いを私たちの誰もが味わえますように。お祈りいたします。
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