26/10/2023

2023.10.26(木)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
イザヤ書50章4節
主は朝ごとに私を呼び覚まし
私の耳を呼び覚まし
弟子として聞くようにしてくださる。

旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
使徒言行録16章14節
ティアティラ市出身の紫布を扱う商人で、神を崇めるリディアと言う女も話を聞いていたが、主が彼女の心を開かれたので、彼女はパウロの話を注意深く聞いた。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

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皆さん、おはようございます。
これから遠出をするため、今朝は少し早く目覚めました。随分朝が明けるのが遅くなりました。確実に季節は秋から冬に向かっていることを実感させられています。しかし、どんな時にも目覚めて一日の務めにあたることができるのは、本当に嬉しいことだなと思わされています。
 
さて、今日私たちに与えられた聖書の言葉ですが、旧約聖書・イザヤ書で歌われている「目覚め」と、私たちの心が神によって開かれる経験を重ね合わせながら語られているのは、とても興味深いと思わされました。私たちが目覚めて新しい一日を迎えること、与えられた命をもって今日も生かされていることへの感謝の思いは、神の言葉を耳で聞いて、心で聴いて受け入れることで、その言葉が自分の一日を生きる原動力となることへと相通じるのだというのです。
 
私が今日目にしたこの御言葉が、私自身の「あこがれ」になっているだろうか。そのあこがれに、神は間違いなく応えてくださっているという希望を抱いているだろうか。だとすれば、この言葉によって一日を生きる幸いを味わえるのだという確信が確かにあるのだという思いに至らされているだろうか。もしそうでなければ、神にそうさせてくださいと願い出ることができるという思いを、私自身が持っているだろうか。そんなことを思わされるのです。
 
そして、その時に、これは決して自分の鍛錬や努力で成しえることなのではなく、神が私たちの願いに必ず応えて、具体的な出来事をもって私たちが感じとることができるようにしてくださるということを、今日の御言葉から聴きたいと思うのです。新約聖書は、後に宣教者パウロの支援者となった信仰者であるリディアという女性が登場します。リディアも「神によって心開かされた」ひとりでした。まさに、目覚めの経験を神によって得たと言えるでしょう。パウロを通して語られる神の言葉に注意深く聴くように促されたのでした。
 
私も、リディアのような経験を今日もしたいと心から願います。いや、すでにそうさせられていることを謙遜に受け止める者でありたい。そう思わされました。そのことに感謝しつつ、今日の一日を歩みたいと願わされました。
 
どうぞ皆さんの一日にも、神が開心してくださる幸いが味わえる時となりますように。心からお祈りいたします。
 
※今日から土曜日(28日)まで私に与えられた務めを果たのため遠出をいたします。土曜日まで黙想をお届けできない環境にありますので、次の黙想は日曜日にお届けしたいと思います。ここのところ、毎日黙想をお届けできず申し訳ありません。どうぞよろしくお願いいたします。

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