07/09/2023

2023.9.7(木)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
歴代誌下18章4節
どうかまず主の言葉を伺ってみてください。

旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
テモテへの手紙二3章14節
あなたは、自分が学んで確信した事柄にとどまっていなさい。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

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皆さん、おはようございます。
昨日の仙台は、豪雨に見舞われた一日でしたが、夜が明けて青空が広がる朝となりました。今日も一日、神の守りと祝福に希望を持ちつつ、過ごしてまいりたいと思います。
 
さて、今日の旧新約聖書を貫くテーマは「御言葉に聴く」であると、私は受け止めました。
 
昨日、私が務めています代務教会の聖書研究会は、申命記6章でした。有名な申命記6章4節の言葉がすぐに思い浮かびます。
 
申命記6章4節
聞け、イスラエルよ。私たちの神、主は唯一の主である。
 
聞け(シェマー!)と、最晩年のモーセはイスラエルの民に呼びかけました。何に聞くのかと言えば、主の発せられる言葉に聞く。つまり「みことばに聴く」のであって、それは、今日の旧約聖書の言葉である、歴代誌下18章4節に相通じるのだと私は思います。
 
私たちの神、主(ヤハウェ)は唯一の主(ヤハウェ)であると。とても面白い表現だと思いました。私たちの神であるヤハウェは、ただ一人のヤハウェであると。つまり、ヤハウェ以外にヤハウェなるものは誰もいないのだと。私たちとともにいてくださり、私たちの神となってくださるのは、ヤハウェその御方だけなのだと。この方の言葉に、私たちは聴くことができるのです。
 
だから、私たちは常に神であるヤハウェに伺い、その言葉に耳と心を傾けることができるのです。それも一時ではなく、繰り返し繰り返し、神の御言葉に聴き続けることができるのだというのです。今日の新約聖書である、第二テモテ3章のなかに「とどまっていなさい」という言葉を見つけることができます。この言葉は言語のギリシア語でも「とどまる」という意味の言葉が用いられていますが、「宿す」とも訳すことのできる言葉です。
 
かつて、イエスが徴税人ザアカイの名を呼び、あなたの家に泊まりたいと言われました。泊まるという言葉は宿すことであり、とどまることである。皆同じ言葉が用いられているのです。つまり、神の言葉に聞き、学び、理解したことにとどまるというのは、神を心のうちに宿すことであり、イエスを私たちの心に宿っていただき、とどまっていただくことなのだと。
 
神の言葉に聴き、心に宿らせとどまらせつつ、主に従う生活。これこそ「聴従の生活」なのだと受け止めました。そんな生活を今日の一日もまた営めることの喜びを味わいたいと願わされました。皆さんの一日にも、言葉をもってとどまってくださる神の祝福が、ともに豊かにありますように。お祈りいたします。

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