04/09/2023

2023.9.4(月)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
詩編42編7節
わが神よ。
私の内で魂は打ち沈み、あなたを思い起こす。

旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
ヨハネによる福音書14章18節
私は、あなたがたをみなしごにはしておかない。あなたがたのところに戻って来る。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

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皆さん、おはようございます。
主の日の1日をそれぞれが過ごされて、ウィークデイの日々をお迎えになられたと思います。今週はどのような一週間が、私たちの前に準備されているのでしょうか。その旅路を歩む者として、今日与えられた聖書の言葉をいしずえにしてまいりたいと願いつつ、黙想してみたいと思います。
 
今日の旧約聖書である詩編42編7節。詩編42編といえば、谷川を流れる鹿のように私の魂はあえぎ求める、、、の言い出しから始まる、人間の苦悩から神を求める私たち人間の心を歌ったものであることを想い起こされるかもしれません。今日の聖句である7節でも、詩人はそう歌っているのです。私の魂は打ち沈むと(ほかの聖書では「うなだれる」と訳されています)。
 
しかし、詩人はこう続けます。「私はあなたを思い起こす」と。打ち沈み、うなだれる時にあって神を思い起こすのは、そこに希望を感じるからです。のどの渇きを癒すように、神を猛烈に慕い求める詩人。希望を託して今日の一日を歩みたいと、心から願うのです。そのような詩人の願いに、神は応えられます。
 
今日の新約聖書の言葉であるヨハネ福音書14章は、いわゆるイエスによる「告別説教」として知られる冒頭部分の一節です。イエスがどこかに行ってしまうのではないかと不安に陥れられる弟子たちを前に、イエスはひと言、そしてひと言丁寧に弟子たちに語られました。そして、こう宣言されます。私はあなたをみなしごにはしておかないと。
 
神は、私たちの慕い求めには必ず絶妙のタイミングをもって応えてくださるのだと宣言され、約束されるのです。この約束の言葉に、私たちは希望を感じ、それを受け入れる者とさせられるのだと言うのです。
 
本日の「第3のテキスト(ローズンゲン原版)」にあったのは、ドイツのジャーナリストであり、シンガソングライターであるクリストフ・ツェーンドナーによる言葉です。彼はこのようにうたいます。「私たちの旅は荒れ果てたものではありません。私たちは孤独ではないのです。神はずっと前から、私たちのそばにいたいと決めておられたのです」。
 
皆さんの一日に、神様からの豊かな守りと祝福がありますように。お祈りいたします。

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