24/07/2023

2023.7.24(月)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
詩編23編3節
主は御名にふさわしく、正しい道へと導かれる。

旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
ヨハネによる福音書10章14節
私は良い羊飼いである。私は自分の羊を知っており、羊も私を知っている。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

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皆さん、おはようございます。
新しいウィークデイの日々が始まりました。それぞれの予定のすべてに、神である私たちの主がともにおられることを感じとり、それゆえに喜べる思いを、神が与えてくださいますように。祈りつつ、今日選ばれた聖書の言葉に注目したいと思います。
 
今日の旧約聖書は、詩編でもおそらく最も有名な箇所と言っても良い23編のなかから選ばれています。「主は羊飼い」から始まる賛歌のなかで、改めて私たちの神である「主」について、考えさせられます。主という名前を持たれる方である神は「私はいる」という意味を持っています。ここで言う主とは主人という敬称のことではなく、あくまで「私はいる/ある/なる」という存在全体を表す言葉から来ているということなのです。
 
私は神である、あなたがたとともにいる、ゆえに私はあなたの神となる。つまり、私たちから離れることなく、私たちの人生を一緒に歩んでくださる方、私たちの歩みを導かれて、私たちが迷わないで人生を歩むことができるようにしてくださる羊飼いであるということを、詩編の言葉は明らかにしています。「御名にふさわしく」というのは、お上のお名前が表す意味の通りに、私たちを正しい道へと導かれるという意味で「ふさわしい」と言えるのだと、改めて受け止めたいと思わされました。
 
その神の思いを、100%体現されておられるのが、救い主イエスです。イエスも「私は良い羊飼いである」と、弟子たちに語られました。「私はいる」という神の名前の意味を、イエスは「知っている」という言葉をもって、人々に伝えられました。知っているとは、単に知っている以上の意味が含まれます。理解しているという意味です。ともに歩んでくださるからこそ、私たちのことを理解している、あなたにとって一番良い人生の道とは何かを知っているのだから、そういう私がいることをあなたがたも理解してほしい。そんなイエスの願いというものがあふれ出てくるようにも、私は今日の新約聖書の言葉から想わされるのです。
 
私たちにまた、そのような神が、そしてイエスがおられることを「知る」営みというものを大切にしつつ、この週日の日々を過ごしてまいりたいと思います。皆さんの日々に、神の守りと祝福が豊かにありますように。お祈りいたします。

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