21/07/2023

2023.7.21(金)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
歴代誌下5章13~14節
ラッパ、シンバルなどの楽器と共に声を上げ、「主は恵み深く、その慈しみはとこしえに」と主を賛美すると、主の栄光が神殿に満ちた。

旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
ヨハネの黙示録21章2,23節
聖なる都、新しいエルサレムは、それを照らす太陽も月も、必要でない。神の栄光が都を照らし、小羊が都の明かりだからである。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

******
 
皆さん、おはようございます。
昨日から、私が協力牧師をつとめている「宗教法人アシュラムセンター」の役員会と、役員会による「修道場アシュラム」の時を過ごしています。修道場アシュラムでは、ただ心を静めて神の御言葉に向き合って、黙想し祈りながら御言葉を味わい、参加者とともに思いを分かち合いながら祈るということを大切にする集会です。
 
第二次世界大戦後ほどなくして、アメリカ・メソジスト教会宣教師であったスタンレー・ジョーンズ氏が、インドでの宣教師生活のなかで経験したことにヒントを得て、クリスチャン・アシュラム運動がはじまり、それが日本にも紹介されました。近江八幡にあるセンターの施設で、3日間ではありますが、ゆっくりと時を過ごして、身も心も魂もリフレッシュしてまいりたいと思います。
※アシュラムセンターについては、こちらをご覧ください。ウェブサイトを見ることができます。
 
さて、本日選ばれたふたつの聖書の言葉を通して、共通して語られているのは「主なる神の栄光」というものです。神が人々からほめたたえられるにふさわしい方であることを、栄光という言葉を用いることによって、光り輝く神の姿というものを、私たちは表現することができるのです。
 
神の放つ光は、私たちの心を照らします。私たちが暗闇のただなかにいるときも、神の栄光は私たちの真実を照らします。どこに歩むべきなのかを指し示してくださるのも、神の栄光がなせる御業であると言って間違いありません。その光に照らされながら、私たちはその栄光をほめたたえることができるというのです。
 
今日選ばれた聖書の言葉は、旧約聖書は、イスラエル王ソロモンによって建造されたエルサレム神殿の工事を終え、奉献礼拝がささげられたときに神殿を神の栄光が覆ったという話の一節であり、新約聖書は。やがて来る神の御国において、聖なる都エルサレムに、神の栄光が満ちあふれたという幻の一節です。いずれも、神の家、神の都にこそ、私たちの神が何の揺らぎもなく、光源として私たちに生きる力を与えるという実績と約束を私たちに示されるということなのだと、私は受け止めることができました。
 
神は必ず私たちに生きる光を与えてくださる。そんなことを心から期待しつつ、今日も神に向き合うことが出来るような生活をいとなみたいと願います。皆さんの一日にも、そのような神の栄光が、ともに豊かにありますように。お祈りいたします。

0 件のコメント:

コメントを投稿