01/07/2023

2023.7.1(土)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
エレミヤ書11章20節
主よ、私はあなたに向かって
私の訴えを打ち明けました。

旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
マタイによる福音書6章10節
御心が行われますように
天におけるように地の上にも。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

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皆さん、おはようございます。
はやいもので、2023年も半分を過ぎてしまいました。今日から7月。梅雨から夏に移ろい行くこの時も、神が私たちひとりひとりを守り、導かれ、そのためにご自分の言葉を豊かに与え、その意味を悟らせてくださいますように。祈りつつ過ごしてまいりたいと思います。
特に、昨日から豪雨に見舞われている地域と、そこに住まわれる方々に、少しでも不安が取り除かれて、神様による安全と安心があますところありますように。お祈りします。
 
さて、今日選ばれた旧新約聖書を通して考えさせられたのは「神の御心」についてです。神の御心に示されたことが、天の国で行われるように、地上においても行われますようにと、イエスは私たちに、模範の祈りとして教えられました。私たちは、究極的に神の御心を100%知ることはできません。もし知ることができたら、とっくに世界は平和で満たされていたことでしょう。しかし、私たちは神の御心が私たちの住むこの地にもなりますようにと祈ることはできます。そして、そのゴールにある「主なる神の平和」というものを信じて、歩むことができるし、その歩みが少しでも、神の思いに沿えるように、聖書の言葉に丹念かつ謙虚な思いで聴くことが出来るのだと思います。
 
そのことが、預言者エレミヤの訴えにも明らかにされています。主よ、私はあなたに自分の思いを訴えました。大切なのは、その先です。ですから、私にあなたの御心を見せてください。その御業というものを示されて、私に分からせてくださいと、エレミヤは神にそう訴えているのです。エレミヤは自分の訴えを要求さえすれば良いなどとは全然考えていませんでした。むしろ、神の御心が明らかにされることを心から望んだのもエレミヤだったのだと。
 
私が神の言葉である聖書にあたるときに、それをどのように読むことが大切か。聖書を文字通りに読むことはとても大切ですが、この文字を通して、神が何を私に語りかけようとしているのかというところに、是非目を向けて心を注ぎながら、聖書を読んでいきたいし、それでも思い違いするかもしれない私に、神が教え諭してくださるよう、聖霊なる神の導きを求めて、祈ってまいりたいと心から願わされます。
 
どうぞ一週間の最終日であるこの一日が、7日間の歩みを振り返ることができるような時となりますように。明日の主の日への良き備えとなりますように。お祈りいたします。

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