09/05/2023

2023.5.9(火)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
ダニエル書2章44節
天の神は永遠に滅ぼされることのない王国を興されます。

旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
ルカによる福音書2章29~30節
イエスは弟子たちに言われた。
私の父が私に王権を委ねてくださったように、私もあなたがたにそれを委ねる。こうして、あなたがたは、私の国で食卓に着いて食事を共にする。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

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救い主イエスの復活31日目を迎えました。
今年のイースターが4月9日でしたので、今日で1か月が経ったことになります。振り返ればあっという間のひと月であったことを思いますし、あっという間でありながらも、まさに充実した日々であったことを想い起こせる。本当に感謝なことだなと思わされました。
 
さて、今日のローズンゲンに示された聖書の言葉はいずれも、神の御国について述べられたものですが、永遠に滅びることのない神の建てられた国を、救い主イエスは弟子たちにお与えになられ、その弟子たちとともに、イエスは食卓を囲まれる。そんなイメージを呼び起こす言葉であると受け止めました。
 
神の国は飲み食いを通して喜び楽しむ場である。これがイエスによる「神の国」のイメージであったことは、イエスによる神の国についてのたとえ話などから明らかです。気の合う者同士が食卓を囲むということが、いかに私たちに喜びというものを与えるかという経験を、私たちは多少なりとも経験していると思うのです。
 
私も昨晩、神学校時代の恩師のひとりであり、現在は仙台在住の先生ご夫妻との楽しい食卓を囲むことができました。私のみならず、お友達を連れてきていいよと言われましたので、教会の若いメンバーを連れて、そのメンバーは初対面ながらも、本当に楽しいひと時を過ごすことができました。おいしいお料理に飲み物を囲みながら、さまざまな話題に花が咲きました。そして、その話題を通して新しい発見を得ることも多く、私は「これぞ御国の喜びだ!」といったことを実感したのでした。
 
イエスを中心とした食卓の交わり。そんな喜びを実際に日々の生活のなかで味わうことが可能なのだと。神の御国はやがて来る神の永遠の統治であるという視点だけではなく、すでに私たちの日常のあらゆる場に、イエスが中心として立たれるところであるならば、心から実感できるものなのだということを思うのです。イエスはこうして、神の御国の完成に向けて、私たちとともに歩んでくださる。その途上に生かされている私たちが、神の御国を今日も実感することができるのを希望しながら、一日の営みを踏んでいきたい。そのように思わされました。
 
皆さんの一日のただなかにも、神の御国が豊かにあることを実感できるような機会を、神様が豊かに与えてくださいますように。心からお祈りいたします。

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