01/05/2023

2023.5.1(月)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
ダニエル書3章33節
そのしるしはいかに偉大であり
その奇跡はいかに力強いことか。
その王国は永遠の王国
その支配は代々に及ぶ。

旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
ヘブライ人への手紙12章28節
私たちは揺るがされない御国を受けているのですから、感謝しつつ、神に仕えていきましょう。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

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救い主イエスの復活23日目を迎えました。そして、私たちは5月を迎えました。早いもので、2023年も3分の1が過ぎたことになります。振り返ってみるとあっという間の4か月間でしたが、このあいだに起きた出来事を、ひとつひとつ指折り数えながら振り返ってみたい。そんな思いにさせられた5月1日の朝です。
 
さて、今日の聖書の言葉ですが、旧約・新約聖書の両方で語られているのは「神の支配(御国)は永遠に揺るがない」というテーマです。そのような神のご支配というものを受ける私たちは、どのような思いをもってこのテーマを受け取ることができるのだろうか。そんなことを考えました。
 
永遠という限りない時間軸のなかで生かされているというイメージは、なかなか抱きにくいものであると私は感じています。なぜならば、私たちは「限りある時間」のなかで現実を歩み、そして生きているからです。私たちは終わりを常に意識しながら歩んでいます。卒業・退職・さまざまな別れ・そして究極の終わりとして、私たちには「死」がやって来ます。そういった限界のなかで、永遠をイメージしながら生きるというのは、決して簡単なことではない。そのように思うのです。
 
そういうときに、私たちはどのように永遠を想うことができるのだろうか。そんなときに鍵となるのは「感謝」なのだろうと思います。日々を振り返りながら、どんなことが起きようとも今生かされている事実があることへの感謝を想い起こすという作業が、どんなときにも揺るがない神の永遠というものを意識することができる道なのだろうと。私は今日の聖書の言葉を通してそのように感じたのです。だからこそ、振り返るという作業は、私自身限界あるなかに生きていても、神が永遠なる御方であることに感謝して、今日を、今週を、そして今月を歩む者でありたいと願わされました。
 
どうぞ皆さんにとっての5月が、感謝あふれるような日々でありますように。心よりお祈りいたします。

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