20/03/2023

2023.3.20(月)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
イザヤ書2章5節
さあ、私たちも主の光の中を歩もう。
 
旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
ヨハネによる福音書8章15節
イエスは言われた。「私は世の光である。私に従う者は闇の中を歩まず、命の光を持つ。」
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

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四旬節(レント)23日目を迎えました。
今週も平日の日々が始まりました。私たちは四旬節の折り返しを通過して、いよいよゴールを目指して歩み始めました。主の復活という具体的なゴールが、徐々に見えてきています。そんななかで、本日与えられた御言葉は、まさにゴールに向かって歩もうとしている私たちにとって、本当にふさわしい御言葉であると受け止めました。
 
本日の旧約聖書の言葉は、主の山、ヤコブの神の家に向かう民たちが、主の指し示される光のうちを歩もうではないかという、目標をめがけて歩もうとする姿が描かれています。イザヤ書2章の冒頭に描かれているのは、まさに希望に満ちあふれた光景です。剣を打ち直して鋤(すき)とし、槍を打ち直して鎌とする神の御業を見ることができるというのです。まさに、神が私たちに平和という希望を与えてくださる。この希望の光を歩もうではないかという、民たちの思いを見ることができるのです。
 
この道こそ、レント後半歩もうとする私たちの道に相通じると思えてならないのです。復活という目標を目指して、私たちは主が与え、注ぐ光のなかを歩むことができるのだと。光とは復活の希望の光であって、ゴールから私たちの道を照らしてくださるからこそ、私たちはレントの日々を歩むことができるのだと。そんなイメージが浮かび上がってきました。
 
レントの道、十字架への道を先頭をきって歩まれるのは救い主イエス。そのイエスご本人が復活の光に包まれながら、同時に私たちひとりひとりを照らしてくださるのです。イエスは言われました。私は世を照らす光であると。そのイエスの足跡について歩むことが私たちにはできるのだと。それが命の道を照らす光なのだと私は受け止めました。
 
そんな思いをもって、レント5週目の歩みを踏んでまいりたいと願いました。皆さんにとっても、イースターに近づく日々が、復活の光によって照らされ、主とともに、主のあとに続いて歩むことができますように。お祈りいたします。

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