01/09/2022

2022.9.1 #日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
哀歌3章57節
私があなたを呼び求めるとき
あなたはそばに来て、「恐れるな」と言われました。
 
旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
ヨハネによる福音書16章24節より
願いなさい。そうすれば与えられ、あなたがたは喜びで満たされる。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用
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神を呼び求め、心から神のなさることを願う思い。
 
今日のふたつの聖書の言葉から、そんなことが浮かび上がってきました。神は私たちに何を与えてくださるのでしょうか。8月も終わりを告げ、私たちは9月を迎えました。まだまだ夏の名残を感じるひと月になるかもしれませんが、この新しいひと月に向かうなかで、私に、私たちに、そしてこの世界に起こる数々の出来事に働かれる神のなさることを、期待をもって待ち、受け、生きる喜びで満たされたい。そんな思いを抱かされました。
 
神は私たちに「恐れるな」と告げられます。それも遠いところからではなく、私たちのそばまで近づかれて、その言葉を与えてくださいます。神にとって、私たちの存在は決して他人事ではなく、私たちの人生に誰よりも関心をお持ちである方であることを、傍らにいてくださることによって、明らかにされるのです。
 
神に見捨てられたような経験をすることがあります。助けが欲しいときに助けてもらえないような感覚、孤独に陥ったような感覚です。神に願うことに疲れ果て、何の変化も起きない現状にいら立ちを覚えながら、願うことすら馬鹿馬鹿しいと思えてしまうようなことがあるのではないでしょうか。私は正直に申し上げて、そのようなことが今まで何回もありました。
 
しかし、そんな時にこそ、最終的に神が究極の答えを出してくださる前触れなのだと、今は受け止めようと思うに至らされています。今までいろいろな苦しみがありながらも、こうして喜びを抱きながら生きることができているのは、神が私たちとともにいてくださる方、決して高みの見物ではなく、すぐ近くに来られ、おられ、私たちに喜びを与えてくださるタイミングを絶妙に見計らって、実行してくださった。そこに希望を今日も託していきたいと思うのです。
 
どうか、神のなさることに期待する思いが、今日を生きるための励みとなることができますように。お祈りいたします。

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