18/05/2022

2022.5.18 #日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
サムエル記上2章8節より
地のもろもろの柱は主のもの。
主はそれらの上に世界を据えられました。
 
旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
ヨハネによる福音書1章1節
初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用
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お昼前になって、何名の方から「明日のローズンゲンを掲載していますよ」とのご指摘をいただきました。え~~~っ!と驚いて、見返してみると、見事に明日(5月19日)のローズンゲン黙想をしていたことに気づきました。何と思いこみの激しいものよと反省しつつ、本日の御言葉を黙想してみたいと思います。
 
お気づきくださった皆様に、心から感謝いたします!
 
地のもろもろの柱。今日の旧約聖書に記されている言葉であり、その柱の上に世界が据えられたとあります。しっかりとした土台の上に柱が据えられたとき、いかなる災いがあってもそれに耐えうる建築物を建てることができる。そんなイメージを抱かされます。
 
仙台に越してきて、いまだに東日本大震災の余震ともいえる地震が起こりうることを意識しながら、家具の配置や固定をおこなってきました。しかし、どんなに耐震対策をしたところで、その建物の土台や柱が弱いものであったしたら、簡単に崩れてしまうこともまた事実です。

ちなみに、私が働く仙台宮城野教会は比較的地盤が堅いらしく、これまでも幾たびの強い地震に耐えてきたどころか、家具が倒れたりすることもなかったのだとか。どうしてかはわかりませんが、昔JR仙石線の線路だったところに教会は建てられています(インターネットで調べてみると、線路と地盤の因果関係はないとのことですが・・・)。
 
それはさておいて、頑丈な地盤、しっかりとした柱と聞きますと、やはり私たちは安心するのではないでしょうか。それがあたかも、自分自身の人生を支える土台や柱のようにです。私たちの人生は、そのような支えというものを必要としているのだと私は思います。
 
主なる神は、御みずから土台となり、柱となって、私たちの人生を支えてくださる。それが何かと言えば、今日の新約聖書にある通り「言(ことば)」となられたイエス・キリストその御方であるというのです。
 
ご自分の言葉と行いによって、私たちに教え伝えられたイエス。その言葉が、私たちの人生をしっかりと底から支えてくださる。ですから、たとえ上に建てられた建物が、安い建材しか用いることができない弱弱しいものであったとしても、それは決して倒れることはないのだと、今日の聖書の言葉は、私たちに確かなメッセージとして伝えているのだと思うのです。

一日間違えてしまいましたが、どんなときにも聖書の言葉は、私たちの弱さに寄り添い、活力を与えてくださる。そこにイエスが私たちと言葉をもってともにいてくださることを心の礎として、午後の時間を歩んでまいりたいと思います。
 
皆さんの一日にも、神様の守りと平安が豊かにありますように。お祈りいたします。

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