12/01/2022

2022.1.12 #日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
エレミヤ書10章10節より
主は真実の神、命の神、永遠の王。
 
旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
マタイによる福音書11章25節より
イエスは言われた。「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者に隠して、幼子たちにお示しになりました」。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

******
 
イエスはこう言われました。父なる神は「これらのことを」知恵ある者や賢い者に隠して、幼子たちに示されたと。
 
では、これらのこととは一体何なのでしょうか。それが分かると、イエスが語られた言葉の意味を知ることができるのではないかと思うのです。
 
イエスは、この言葉を語る前に、悔い改めない、つまり、神が与えられる幸いを知っても、神とともに歩もうとしない人々に対して、叱られたということがありました。イエスは人々に言います。お前たちは不幸だ、と。
 
人間は、神が与えられる幸いによってこそ、幸福な人生を営むことができるのだ。これらのことを、知識だけですべてを得たような感じでいる人々にではなく、幼子のように素直に受け取ろうとする人たちに、神の幸いが与えらえるのだというのです。
 
聖書の言葉を私たちは聴きます。大切なのは、私たちが示された言葉の「何」に、耳と心を傾けるか、聴き続けていくかということです。
 
ローズンゲンもそうだと思うのです。毎日、聖書の言葉に触れる。これはとても良いことなのですが、それをじっくりと味わう。黙想する。神の幸いを素直に感じ取る。これこそ、日々を生きる大きな力になるのだと。
 
そういう意味では、私たちは「論語読みの論語知らず」ならぬ、聖書読みの聖書知らず、つまり、聖書を読んでいても神の御心を知るに至らない、なんてことにならないように、素直な幼子のように、今日も神の言葉と幸いを受け取っていきたい。これが、私の黙想でした。
 
今日も、私たちの命をご自分の言葉で支えてくださる神に守られながら、皆さんの一日が豊かなものでありますように。

0 件のコメント:

コメントを投稿