くじによって選ばれた今日の旧約聖書のことば
出エジプト記15章18節
主は代々とこしえに治められる。
旧約聖書に応じて選ばれた今日の新約聖書のことば
ルカによる福音書1章33節
彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。
©ベテスダ奉仕女母の家『日々の聖句2026』より引用
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皆さん、おはようございます。
寒波が全国各地に大雪などをもたらしているなかで、生活の支障をお感じになられている方も多くあることかと思います。仙台は雪の被害こそはありませんが、とても寒い朝を迎えました。体調と健康が今日も守られますようにと祈ります。そして、病中のなかにある皆さんもまた、一日も早く回復しますようにと、心からお祈りします。
さて、今日のローズンゲンに示されたふたつの聖句を通して、私が受け止めたいと思ったのは「神による永遠の支配」についてです。そのことの黙想をつづりたいと思います。
神が永遠に私たちの世界を統治される、ということへの信仰を神からいただいて、私たちの生きる中心に据えるという営みは、聖書に描かれている歴史を貫いて、大切にされてきたことがわかります。それを心の糧として、希望の源として歩んできた信仰者の歴史というものを、私たちは受け継いできましたし、それを次の世代に継承させるという務めを担っていると言えるでしょう。
「信仰の継承」という言葉があります。自分がいただいた信仰のバトンを、いかに自分の後の世代に受け渡すことができるだろうか、という問いがあります。しかし、その問いに応えるべく、信仰を継承させるということが、いかに困難なことであるかということは、継承の当事者としての経験のある方ならば、痛いほどご経験されているのではないかと思うのです。
宗教2世問題というものがあります。あまりにも強権的に、たとえそれが真剣さゆえの結果であったとしても、その抑圧的な振る舞いが、継承の受け取り手である2世の思考や行動、人生に悪影響をもたらしてしまうときに、そのような呼ばれ方で問題化していることをご存知かと思います。そういうことを踏まえれば、信仰の継承などと、言葉では簡単に言えるかもしれませんが、その方法も含めて、そのことが決して容易などではないのだということを、私たちに強く認識させているのです。
だからこそ、私たちに必要なものとは何か。今日の聖句にある通り、「神が歴史を貫いて、私たちを治められている」ということへの信頼に尽きるのでしょう。神が私たちのために生きて働いておられるということを、私たちがいかに真摯に受け止めていて、その真摯さに裏打ちされた生き方を私たちが大切にしているか、ということが問われています。つまり、信仰を継承するためには、まず自分自身が神のご支配のなかで幸福に生かされているだろうかということが問われているのです。
神は、私たちに幸福を与えるために、私たちを治められます。だから、私たちが神とともに歩むということが、幸福と逆行するような思いを抱くような出来事があるならば、その原因がどこにあるのかということを、自分の置かれた状況をじっくりとながめながら、検証することが必要なのだと感じさせられます。だからこそ、自分自身の生き方が問われているということができるでしょう。
私は教会という場を通して、神が私たちにご自分の平安を授けてくださることに信頼をもって応えるという務めが与えられていますが、そのためには、自分自身のあり方というものが神のそのような願いを受け取ることへの幸いを、常に確認しながら歩む者でありたいと心から願いますし、そのために謙虚な思いをもって、神の語りかけに謙虚に応えていきたいと、今日の聖句を通してあらためて思わされた次第です。
少しでもゆがみなく、自分の務めというものが、神の喜びに裏打ちされたものであることを心の糧として、今日の一日も歩んでまいりたいと思います。皆さんが神の平安によって、少しでも健やかに歩むことができることを願いつつ、祈りつつ歩むことができますように。心からお祈りします、
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