24/08/2023

2023.8.24(木)#日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
イザヤ書49章3節
主は私に言われた。
「あなたは私の僕、イスラエル。
 私はあなたの中で私の栄光を現す。」

旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
使徒言行録10章36節
神は、イエス・キリストを通して御言葉をイスラエルの子らに送り、平和を告げ知らせてくださいました。このイエス・キリストこそ、すべての人の主です。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

******
 
皆さん、おはようございます。
今日の旧約聖書のなかで「あなたは私の僕」という言葉に目が留まりました。神は私たちを僕としてくださる、つまり神に仕える者とすると私は読みました。であるとすれば、その僕とはいったいどのような存在なのだろうか。そんなことを考えさせられたのです。
 
僕といっても、強制労働を強いるような主人の僕なのでしょうか。だとすれば、それはとんでもない僕になるということで、神は私たちにそんなことを求めたくて、ご自分の僕とさせるはずはない。そういう頭が働いてしまいます。それで、聖書の言葉に目を移すと、そうではないことにあらためて気づかされます。「私はあなたの中で私の栄光を現す」と、神は私たちに語りかけられるからです。
 
つまり、神はご自分の光を、私たちが生きるために現してくださるというのです。ご自分が神であるということを明らかにするために、ご自分の栄光を現すのですが、それは私たちの行くべき道を示すためにも、その光をあふれんばかりに照らしてくださる。私たちに光を当ててくださり、闇のなかで生き続けなくても良いのだということを、神御自身が示してくださるのです。
 
神は、その栄光をさらに具体化されました。それが、救い主であるイエス・キリストであって、キリストを通して明らかに、より具体的にされた神の御言葉は、平和という方向へと私たちを揺り動かし、導いてくださるというのが、今日の新約聖書において示されたメッセージであると私は受け止めました。
 
イエス・キリストこそ、私たちの主であり、私たちはそのなかで生きることが大切に守られている僕なのだと。その関係性には平和があることを、今日の聖書の言葉は私に希望のうちに教え諭してくださるのだと、受け止めたいと思いました。
 
私たちが神の民として歩むことの幸いを、今日一日味わうことができますように。皆さんの主にある平和を、心からお祈りいたします。
 
【皆さまへのお知らせ】
いつも、ローズンゲン黙想をご愛読くださり、まことにありがとうございます。
私事ですが、本日より9月1日(金)まで、夏季休暇の時をいただきます。それにともない、黙想も明日(25日)より9月1日(金)までお休みさせていただきたく思います
次回は9月2日(土)より、ローズンゲン黙想を再開したいと思います。なにとぞご理解くださいますよう、よろしくお願いいたします。
それでは、主にあって、よき残暑の日々をお過ごしくださいませ。

0 件のコメント:

コメントを投稿