08/05/2022

2022.5.8 #日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
イザヤ書42章16節より
私は目の見えない人に知らない道を行かせ
知らない道を歩かせる。
 
旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
ペトロの手紙一2章9節より
神はあなたがたを闇の中から驚くべき光の中へと招き入れてくださいました。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用
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今日の旧約聖書に「知らない道」という言葉が2回登場します。知らない道とは何か。そのことを黙想してみたいと思いました。
 
仙台に越してきてひと月、それこそ知らない道を走ることの多い毎日ですが、走っているうちに、ああ、この道とあの道はつながっていたんだとか、この道を通らなくてもあの道を通ればいいんだという発見を体験しています。
 
知らない道を歩むというのは、時間や心に余裕のあるときにしかできませんし、歩くとしても、多少なりとも不安が生じるというのが、偽らざる事実であると私は思っています。だから、リスクを避けて知らない道を歩かない、自分自身の知っているところだけで歩もうとする私自身があることに気づかされます。
 
しかし、それは自分自身にとっては安心安全なのかもしれませんが、それ以上の発展はありませんし、歩んでみたら実は多くの発見があったということにも、なかなか気づかされないまま時が経ってしまうということもあるのではないかと、そのように思えてなりません。
 
私は、本当に知っているのだろうか。実は知っているつもりで過ごしているだけなのではないだろうか。そう思った時にこそ、神の導き(道を引く)があるのではないか。その導きに私たちがいかに信頼して、未知の世界へ進んでいくことができるだろうか。それこそ、神が与えてくださる希望であり、神の国へと進んでいく希望そのものなのだと。
 
私は、自分自身のうちにある狭量なはかりだけで測ろうとし、そこに神のダイナミックな指し示しを締め出すことがあっては決してならない。神が与えてくださる魅力的な未来へ、神の御心をやわらかい心で受け入れたい。今日の聖書の言葉を通して、そのように思えたのです。
 
どうか、今日の主の日が、そのような一日でありますようにと祈ります。皆さんの一日にも、主の豊かな導きがありますように、お祈りいたします。

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