29/03/2022

さよならは別れの言葉じゃなくて

 
さよならは別れの言葉じゃなくて
再び逢うまでの遠い約束


2012年3月
日本基督教団東北教区被災者支援センター・エマオでの働きを終え
仙台の街を離れ
ドイツへ赴きました


そのときに
スタッフだったHTさんが贈ってくれたのが
「セーラー服と機関銃」でおなじみの
この歌の歌詞でした


あれからちょうど10年
HTさんはもうこの世にはいらっしゃらない
しかしそれでも
僕は仙台の街へ赴くことになりました


ドイツからの帰国後
東京での7年間
2度目の東京
前の東京とは全然違う
内容のたっぷり詰まった
充実した7年間でした


泣くまいと思ったのに
ただ涙は流れるのみ
それだけ僕は
この街を この教会を この皆さんを
愛することができたのかなと


あと2日
精一杯手足を伸ばして
できることをなしていこう


そして
再会に希望を託せるような
さよならを言いたいのです


日々観想

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