13/01/2022

2022.1.13 #日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
詩編70編5節より
あなたの救いを愛する人が
「神は大いなるかな」と
絶えることなく言いますように。
 
旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
ローマの信徒への手紙15章5~6節
忍耐と慰めの源である神が、あなたがたに、キリスト・イエスに倣って互いに同じ思いを抱かせ、心を合わせ、声をそろえて、私たちの主イエス・キリストの父なる神を崇めさせてくださいますように。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

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今日の聖書は、賛美をすることの喜びを、私たち一人ひとりに伝えている言葉であると言えるでしょう。
 
ところで、賛美とはなんでしょうか。それは、本日の旧約聖書の言葉にもありますように、「神は大いなるかな」と、神をあがめることです。
 
賛美は、何も喜びのときだけにするものではないというのが、今日の聖書の言葉が語るメッセージです。本日の新約聖書の言葉が語るとおり、神は「忍耐と慰めの源」です。私たちが悲しいときにも、賛美は私たちを慰め、励まし、生きる力を与えるものであることを、私たちはよく知っています。
 
また、今日の聖書の言葉で、大変興味深いのは、賛美は個人のものであると同時に、共同体のものでもあると言われているところです。どのような共同体でしょうか。「神の救いを愛する者」「イエス・キリストに倣う者」たちの共同体であると書かれています。
 
私たちは教会という、集められた場所で賛美をささげることが多くあります。そういう意味では、声やメロディーを合わせることはできるのです。しかし、今日の新約聖書で言われているのは、神の救いを愛する心、イエス・キリストに倣う者としての思いがひとつに集められるからこそ、私たちは賛美をすることができるのです。
 
だから、私たちが賛美の歌を歌ったり聴いたりするときに、自分自身の喜びや慰めのためにもちろんそうします。それに加えて、この賛美をともにする人ひとりひとりもまた、神の慰めや励まし、喜びというものを受け取り、それを共有することができますようにと祈ることができるのです。
 
神の御言葉を賛美し、賛美しつつ祈るところには、必ず神が大いなる祝福を私たちに与えてくださいます。今日も、私たちはそのような賛美に支えられながら一日を歩むことができますように。

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