01/01/2022

2022.1.1 #日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
申命記13章7,9節
あなたの兄弟、息子か娘、愛する妻か無二の親友があなたを誘って、「他の神々に仕えようではないか」とひそかに言っても、あなたはその者に同調したり、耳を貸したりしてはならない。

旧約聖書に応じた本日の新約聖書のことば
マルコによる福音書3章35節
イエスは言われる:神の御心を行う人は誰でも、私の兄弟、姉妹、また母なのだ。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

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皆さん、2022年の新年、あけましておめでとうございます。この1年も、神様によるお守りと祝福が、皆さんとともにありますように。お祈りいたします。

本日の聖書の言葉には「他の神々に仕えてはならない」という内容の勧めが告げられています。私たちはこの聖書の言葉を、どのようにとらえることができるのでしょうか。

私たちにとって、最たる「他の神々」とは誰のことでしょうか。それは、何を隠そう「私自身」という神です。私たちは、神のことをどれだけ知っているでしょうか。案外、私たちが神としているものは、自分自身の願望や欲求のことかもしれません。だとすれば、知らぬ間に神を利用して、私好みの神というものをつくりあげているのかもしれません。

私自身を神とするところには、必ずゆがみが生じ、摩擦や亀裂、そして犠牲が生じます。それすらつくりあげるのは、私たち人間であることを、私たちは肝に銘じておく必要があります。

イエスは言いました。神の御心を行なうところにこそ、真の家族があると。家族は本来、平和を生み出すように神がつくられた制度です。しかし、世の中を見渡せば、平和とは言いがたい家族の姿があちらこちらにあります。神を知り、信じていると言いながらもです。結局のところ、神を知っているようで、私たちは神のことを知らないということなのでしょう。

この新しい一年、私たちは神のことを知りたいと思います。神が私たちに何を思い、何を願われ、私たちに平和を与えてくださるかを。決してステレオタイプや固定観念にとらわれることなく、本当に大切にしなければならない生き方を営むことができますように。

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