25/05/2022

2022.5.25 #日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
歴代誌上29章11節より
主よ、偉大さ、力、誉れ、輝き、威厳はあなたのもの。まことに、天と地にあるすべてのものはあなたのもの。
 
旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
テモテへの手紙一2章5~6節より
神は唯一であり、神と人との仲介者も唯一であって、それは人であるキリスト・イエスです。この方は、すべての人のための贖いとしてご自身を献げられました。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用
******
 
私事になりますが、今から16年前の昨日5月24日、日本基督教団東海教区総会で、伝道の准允(じゅんいん)を受領しました。私にとって、この5月24日という日は大切な記念日であって、昨日は伝道者としての歩みを振り返りながら、改めて伝道とは何なのだろうかということを、深く考えさせられる一日となりました。
 
そんなことを想いつつ、今朝ローズンゲンに示された聖書の言葉をいただいて、この言葉こそ伝道することの根拠なのだということを深く感じさせられました。この原点であり基本を、まず私自身が大切にするところにこそ、伝道を伝道たらしめるのだと。そう思ったのです。
 
私は何のために伝道をしているのだろうか。勢力拡大か、洗礼者を増やすことか、財政を満たすことか、立派な会堂を建てることか、組織維持か、生活の糧を得るためか。もちろんそれも大切な要素なのかもしれませんが、そのことに関心を寄せるあまり、一番大切なことを忘れてはいないだろうか。そんなことを強く思わされるのです。
 
ある人は言いました。伝道とは良き感化であると。その人が神と出会うことで幸せを味わい、苦しい時に深い慰めを得、時には立ち止まり、時には歩き、駆け出しながら、神の善き守りのなかで、私たちが生きることができる。そのためには、まず私自身の生き方が問われていることを思わされます。
 
そんなことを考えるなかで、今日の聖書の言葉はまさに、私たちのために生きて働いておられる偉大な神がおられ、神と私を結ぶために、イエスがキリストとなって橋渡しをしてくださった。この言葉を誠実に、正直に受け止めて生きる私自身でありたいと願わされました。そして、その願いが伝道するための基盤となり、第一の根拠して今日も生きることができるように、祈りつつ過ごしてまいりたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿