14/01/2022

2022.1.14 #日々の聖句 #ローズンゲン 聖書のことば

くじによって選ばれた本日の旧約聖書のことば
詩編126編3節
主は、私たちに大きな業を成し遂げてくださった。
私たちは喜んだ。
 
旧約聖書に応じて選ばれた本日の新約聖書のことば
エフェソの信徒への手紙1章3節より
私たちの主イエス・キリストの父なる神が、ほめたたえられますように。神はキリストにあって、天上で、あらゆる霊の祝福をもって私たちを祝福してくださいました。
『聖書 聖書協会共同訳』より引用・利用

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今日の新約聖書に「霊の祝福」という言葉があります。
 
私たちは人間を見るように神の姿かたちを見ることはできません。ですから、神を見るというのは、まさに霊的(スピリチュアル)な領域なものである、と言えるでしょう。
 
先日、知人の僧侶が主催する「暗闇ごはん」という催しに参加することがありました。アイマスクをして、出される料理を手探りで口に運びながら、これがどんな料理か、どんな材料で調理法なのかを当てます。
 
私は思いました。見えないものに目を注ぐという聖書の言葉の意味が深まったと。私は、普段見えるという世界で生きているなかで、実は見るべきものを見ていないんだなと、あらためて思わされたのです。
 
具体的には、見たいものしか見ていない。ある種の情報だけに引きずられて、そのものの本質がわかっていない、わかろうともしていない。そして、見えるものだけで物事を判断して、評価をくだそうとする態度などなど。
 
つまり、話を戻しますと、私たちがスピリチュアルなものに、いかに心を寄せて生きるかで、おそらく本日の聖書の言葉が指し示している「あらゆる霊の祝福」がなんであるかも、感じ取ることができるのだろうなと、深く感じさせられたのでした。
 
神が与えてくださる祝福というのは、私たちの喜びに直結します。ただし、その喜びが、具体的に何を指すのかということを、私たちは神の視点に立って、じっくりと黙想することが大切なのだと。
 
見た目のことだけにとらわれることなく、神が与えてくださる祝福と喜びによって、今日も歩むことができますように。

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